Inkscape はフリーのドローソフトの最高峰である(自分比)。
知名度の高さから多くのextensionも用意されており、その中の一つであるTexText
を用いることで、LaTeX形式で入力した数式を図に書き込むこともできる。
(2020/12/11追記)
以前はEqTeXSVG
を使っていたが、python3のサポートがなされておらず面倒だったのでTexText
に乗り換えた。
以下には念のため両方の導入法を残しておく。
アプリケーションディレクトリに放り込むだけのインストール方法も可能だが、extensionフォルダの場所がわからなかったので、homebrew
で入れ直した。
brew update
brew cask install inkscape
他に要求されたパッケージもないため導入は非常に楽で、公式サイトの記述に従うだけ。
メニューのExtensions > Text > TexText
から。
前準備としてpstoedit
が必要になるのでインストール。
brew install pstoedit
これでパスも通っているはず。EqTeXSVG
の公式サイトにある通り、extensionのファイルをcloneしてきてextensionフォルダにコピーする。
git clone https://github.com/julienvitard/eqtexsvg.git cp eqtexsvg/eqtexsvg.* ~/.config/inkscape/extensions/
extensionフォルダの場所が非自明だったが、 自分の環境ではこのページの情報と同じだった。
動かしたいときは、InkscapeのメニューのExtensions>Render>LaTeX formula
から。
まず、数式をプロットしたい矩形領域を書いておく。
領域を選択して、メニューのExtensions>Render>Function Plotter...
を開いて色々設定できる。